我が家のLEGO Mindstorms NXTもすでに旧型となり、各種部品も入手しずらくなったので次を考えることにしました。できるだけ安くプログラミングの勉強ができる物は無いかと物色していたところオーストラリア発のEdisonというロボットを見つけました。
Amazonでも販売していますがちょっと割高(本家はUSD 49.00)でした。
他の国内サイトでも販売していますが、直接本家から購入してみることにしました。
年末の12月27日にWebサイトで購入しましたが、年が明けた1月5日に到着しました。
香港から発送され、A4サイズ程の封筒で日本郵便が使われていました。投函されるとメールが送られて来て、郵便物の追跡が可能でした。2週間ほどかかるかと思っていましたが9日で郵便屋さんが持って来てくれました。
早速開封してみると
8cm程の箱が1つだけ入っていました。Edisonのシールを剥がすと開封できるのですが、このシールがちょっと剥がしずらかったです。
右側の写真をよくみるとシールを剥がしたところがはめ込み式になっているので、ここを開くと簡単に本体が取り出せます。外箱には簡単な説明が図で印刷されているだけの潔い梱包になっています。
本体も組み立てる必要はなく、単4電池4本を用意すればすぐに動かすことができます。
本体後部 |
底面の小さなスイッチが電源スイッチです。
すでにプログラムが登録されているので、電源ONして上面の三角のスイッチを1回押すと障害物を避けて前進するプログラムが起動されます。
次に、本体を外箱のバーコードの部分に乗せて本体上部の丸いスイッチを3回押すと、前進してバーコードを読み込みます。これで、プログラムの切り替えが完了です。三角のスイッチを押すと、光源に向かって前進するプログラムが起動されます。懐中電灯で本体前面のセンサーに向かって光を当てると光の方向に向かって首を振りながら前進します。
数種類のプログラムが内蔵されていて、WebサイトのEdBook 1(英語)にバーコードによるEdisonの楽しみ方が説明されています。
ここまで、問題もなくスムーズに来たので、次はプログラミングに挑戦です。
EdisonにはEdBlocks(初心者向け)、EdScratch(Scratch互換)、EdPy(Python互換)の3種類の開発環境が用意されていますが、全てWeb上で提供されている為、ネット接続が必須となります。今回はEdScratchを利用してRaspberry Piでテストしてみました。
まずは、EdScratchで提供されているTest_programを試してみましたがうまくプログラムの転送ができませんでした。プログラムの転送には、その昔、電話網を利用したデータ通信で利用されていた音響カプラと同じ技術(デジタル信号を音声信号に変換してデータ通信を行います。この為、ピーガーという音がするんですね)が使われているようです。
トラブルシューティングでは音量を最大にしろという指示があるので、その通りにしましたが、やはりプログラムの転送に失敗します。試しにイヤフォンを接続して確認すると、ピーガーという音がするのでデータ変換は正常に行われているようです。
そこで、Windowsパソコンで試してみると、ピーガーという音がしてプログラムの転送は正常に終了しました。
Windowsパソコンにイヤフォンを接続して試してみると、Raspberry Piよりも大きな音でピーガーが聞こえるようです。どうやらRaspberry Piのイヤフォン用出力端子の出力電力(W:ワット)が足りないようです。
できればRaspberry Piで色々と遊びたいので、アンプを接続して出力をアップして試してみたいと思います。ネットで検索するとタブレットなどで失敗している例もあるようですが同じ原因では無いかと思います。ちょっと工作が必要ですが、できるだけ安価にアンプを作ってテストしてみたいと思います。
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Kei Ichimaru
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