知らないうちにRaspberry Pi Imagerが便利になっていた
セミナーでハンズオンを行う機会が多いのですが、その場合ヘッドレスインストールする事がほとんどでした。
この時に今まではssh、Wi-Fiの設定については/bootにファイルを設置することで可能でしたがhostnameを変更することは出来ませんでした。この為、複数のRaspberry Piが「raspberrypi」と言うhostnameでインストールされることになりせっかくZeroconfでssh接続しようと思っても同じhostnameが乱立することになり初期設定手順が煩雑になっていました。
Raspberry Pi Imagerなんてイメージが書き込めればいいと思っていたのでアップデートすることもなくほったらかしになっていたのですがいつの間にか便利機能が追加されていた様です。
今回v1.7になることで日本語対応してくれた様ですが、v1.6の時に便利機能が追加されていた様です。2021年3月19日のNewsにちゃんと紹介されていました(><)
この時はまだCtrl-Shift-Xと裏技的な取り扱いでしたが今回v1.7ではわかり易くなっていましたので日本語化されたその画面を紹介したいと思います。基本的な設定内容はv1.6と変更はありませんので詳細は上記のNewsを見てください。とは言っても画面を見れば判る事ばかりですが。
Raspberry Pi Imager v1.7
起動直後の画面が日本語になっています。
まだこの時点では設定ボタンは表示されていません。
此処でインストールするOSを選択すると
設定ボタンが表示されます。
これをクリックするとこんな画面が表示されてhostnameも設定できる様になっています(@_@)
また、この設定はインストールのデフォルト設定とする事も可能なので自宅で何回もイメージの書き換えを行う時も楽になりそうです。
※1:bullseyeからユーザpiが自動設定されなくなったのでユーザ名/パスワードの設定を忘れるとbullseyeのヘッドレスインストールではMicroSDへの書き込み後初めての起動で立ち上がらなくなるのでご注意ください。
※2:bullseyeからuserconf.txtを/bootに用意する事で初期ユーザの作成が行われます。
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